■大丈夫のかリチウムイオン電池■
去る8月22日深夜、新千歳空港から羽田に向かっていたスカイマーク
の深夜便機内で、乗客の手荷物から発火する事件がおこり、同機は新千歳
に引き返しました。発火は乗客が持ち込んだスマートフォンの充電器から
おこりましたが、リチウムイオン電池の過熱が原因のようです。このリチ
ウムイオン電池と飛行機はどうも相性が悪いようで、ボーイング787の
電池発火事件以来トラブルが少なくないようです。航空会社各社も対策に
あたって来ましたが現在までのところ決めてにかけるようです。手荷物と
してのリチウムイオン電池の取り扱いは、受託手荷物としては預からない、
機内持ち込みは(制限容量にバラツキがあります)OKというパターンで
各社統一されているようですが、このような事態が更に頻発するなら見直し
が行われる可能性もあります。この問題を難しくしているのは、自分の携帯
している器物にリチウムイオン電池が搭載されているかどうかの認識が薄い
ということがあります。あなたのスマートフォンや充電器、バッテリーは
どうか把握していますか?当コラムでは今後もこの問題をフォローしてゆく
つもりです。

■ピーチで空いてる隣の席を使っちゃお!■
ときどき超ラッキーで3席並びの座席で自分しか座っていない、ということ
ありますよね。そんな時、テーブルは空いてる席のを使うと自分の席まわりに
余裕がでてゆったりした気分で旅することができます。その状態をわずかな
料金で事前にお約束してしまうオプションサービスがピーチアビエーションに登
場しました。その名も「スペースシートオプション」。いわく「スペースシート
オプション」はご予約した便に一定の空席があれば、自分の座席の隣り(もしくは
両横)の空席を自分の座席として確保できるオプションサービスです」。同社では
こんな場合に、ということでカップルで利用する場合やお子さま連れの場合を
お薦めしているようです。どちらも「他の乗客に気を使わなくていい!」というの
がウリですね。また香港など国際線では少し飛行時間が長くなりますが、この場合
2席確保して自分の分を含めると3席に。そしてアームレスト(肘掛)を2本
折りたたんでしまえば手足を伸ばしてゆったりと休むことも可能となります。
気になるお値段は・・・。国内線は1席2,000円、国際線は1席3,000円となって
います。1回のフライトで可能なのは2席まで。落ち着いて考えてみると、
元々空席で、運賃収入を生んでいない席から料金が入ってくるのですから
航空会社の増収策に違いありません。でも2,000円程度でゆったりできるなら
元々安い運賃をゲットしているならリーズナブルなものかも知れませんね。
詳しくはサンビクトリーへお問い合わせください。