首都圏に住む人々にとって房総半島は春を先取りする「花の半島」だ。
とりわけ今ごろから4月中旬までの菜の花の開花期には、首都圏以外から
訪れても充分価値のある眺めを楽しむことができる。
内房富津市のマザー牧場は50年以上の歴史を誇る観光牧場。今年は暖冬の
のため「花の大斜面・西」の菜の花は例年より1カ月も早く開花した
ため既に盛りが過ぎた様相だが「大斜面・東」はこれから見ごろを迎える。
近年の鉄道ブームも相俟って、このところ注目を浴びているのは小湊鉄道沿線
の菜の花畑だ。小湊鉄道はJR内房線の五井駅からいすみ鉄道の上総中野駅を
結ぶ39.1kmのローカル鉄道。沿線は房総半島の内陸部でまだ里山の雰囲気を
多く残した地帯である。菜の花畑は沿線のいたるところで見られるが、代表的な
スポットとしては、上総牛久駅周辺、高滝駅付近の高滝小学校、里見駅付近、
桜も一緒に楽しめる飯給駅などがあげられる。
お出かけ前にはココから開花状況をチェックしてね。